大阪市天王寺区の動物病院

06-6776-2455

〒543-0027 大阪市天王寺区筆ヶ崎町6-44
診療時間 月~金 9:00~12:00 16:30~19:30
土・日・祝 9:00~12:00 13:30~16:00
休診日 水曜日

皮膚科診療

アトピー性皮膚炎などの治療はもちろん
健康な皮膚を維持するためのトータルスキンケアを提案します。

動物の皮膚は、構造上の違いからヒトと比べてデリケートです。
そのため皮膚炎の原因は様々ですが、動物は皮膚炎を起こしやすく
治ったとしても、しばらくすると再発を繰り返してしまう子がたくさんいます。

当院の治療方針

皮膚炎の原因をできる限り追求します。
そのために皮膚科検査を実施するだけでなく、問診を大切にします。
治療後の再発を防ぐため、適切なスキンケアを提案します。

治療の流れ

皮膚問診票(初診)ダウンロード

① 受付
皮膚科専用の問診票に記入をお願いします。
右の問診票をご自宅で印刷・記入することで、スムーズに受付できます。
② 問診
検査に入る前に、十分な問診を行います。
問診から皮膚炎のストーリー・原因のヒントがみえてきます。
③ 検査
原因を調べるため、身体検査や各種皮膚検査を行います。
また、皮膚を撮影し記録します。
④ 結果報告と治療方針の決定
問診・検査結果から病気の原因を考えます。
治療方針はご家族と相談し、動物とご家族に最適な方法を選択します。
⑤ 再診
治療の効果をみるため、再診察します。皮膚を撮影し、治療前と比較します。
治療方針を再度検討します。

皮膚科治療の落とし穴

飲み薬を処方され、良くなると休薬、しばらくして再発する。また薬をもらうが良くなるので休薬、そして再発の繰り返し・・・
薬用シャンプーをもらって治療するが良くならない・・・
皮膚にやさしいシャンプーですと保湿系のシャンプーを使用するが、効果が実感できない・・・
皮膚が弱い子にはアレルギー系のフードをと始めたが、ほんとにそのフードでいいの・・・

良い薬・良いシャンプー・良いフードを試しても、間違った使い方は皮膚炎を悪化させる原因にもなります。

トータルスキンケア

動物のスキンケアで思い浮かぶものの代表は、シャンプーではないでしょうか。
もしくはシャンプーだけが自宅でできるスキンケアと思われる方も多いのでは。
当院では、外からのケア(洗浄・保湿など)内からのケア(栄養・生活環境など)を考え、
デリケートな皮膚を病気から守り、健康な皮膚を保つためのトータルスキンケアを提案します。

薬浴

皮膚炎の治療・スキンケアの一環として、薬浴を行っています。
皮膚炎の治療は、飲み薬だけではありません。
薬浴は、皮膚科治療の大きな部分を担うと言っても過言ではありません。

マイクロバブル・高濃度炭酸泉発生装置

Plasir

マイクロバブル

微細な気泡が高い洗浄力を生みます。
毛穴のクレンジング効果が強いツールです。

炭酸泉

高い血流改善効果があり、皮膚へ栄養を補給します。
pHを下げ、皮膚のコンディションを整えます。

薬浴の流れ

① 皮脂の汚れの除去
ブラッシング後、マイクロバブルを使用しシャンプー・入浴をを行います。
皮膚に応じて、クレンジング剤や洗浄用シャンプーを使い分けます。
② 治療目的の処置
薬用シャンプーや薬剤の入ったお湯につかります。
③ しっかり保湿
洗浄後は皮脂が無くなり、皮膚が乾燥しやすい状態になります。
保湿を十分に行う事で、シャンプーのデメリットを回避します。
炭酸泉の入浴はここで行います。
④ ドライイングと仕上げ
乾燥とブラッシングで仕上がりです。
⑤ アフターケア
皮膚の状態に応じて、保湿剤や外用薬の塗布を行います。
薬浴の頻度や自宅での薬浴方法などの説明をし、終了です。

最後に

痒みを伴う皮膚疾患は、動物にとって強いストレスになります。
とても多い病気ですが、残念ながら根治できる皮膚炎は限られています。
薬だけの治療や薬用シャンプーをする事だけが、皮膚炎の治療ではありません。
ヒトと同じように考え、動物の皮膚をケアしていくことが大切だと考えます。

皮膚炎でお悩みのご家族の方、お気軽にお問い合わせください。

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